2020年4月に出版した『直しながら住む家』が、先月重版しました。 郊外に暮らすこと、中古の家を買ってリノベーションすること、そこで自分の手を動かすこと。 この家に引っ越してきた2010年から10年間かけて自分たちがやってきたことが
おうち時間が増え、家や暮らしに意識が向くようになった今の時代の空気感やニーズに
はからずも、ぴたりと合ったのかもしれません。
本をつくっていて、重版が決まるというのはやはり何にも代えがたい喜びで この本を手にしてくださった一人一人の方に、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございました。 相変わらず、家のなかを月のサイクルに合わせてそうじしたり(→note) 暮らしや家事がよりスムーズにまわる道具を探したり(→ ミモレ)していますが、 家や暮らしの工夫は、どこまでいってもゴールはなく、 そのときどきのフィット感を得るために試行錯誤することの繰り返し。 だからこそおもしろいし、飽きることがないです。 コロナが収まり、外出の自由を取り戻した暁には、
この家を使って、みなさんと一緒に何かやりたいなと現在計画中です。 そういう思いつきも間違った方向ではないのかもと思わせてくれた意味でも
今回の重版で得られた手応えはうれしいものでした。
これからも、この愛しい本を、どうぞよろしくお願いいたします。
『直しながら住む家』パイ インターナショナル刊 小川奈緒 著/安彦幸枝 写真
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