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お線香ってスゴイ!

  • 執筆者の写真: Takahiro Koike
    Takahiro Koike
  • 2024年1月30日
  • 読了時間: 1分

ひとり暮らしをしていた30歳過ぎ、会社の先輩の紹介で前世を見てもらったことがあります。なぜか自分の前世は忘れてしまったのですが、その方に「毎日線香をあげなさい」と言われたことだけはしっかり覚えていて、以来、線香に火をつけて先祖にお祈りするのが朝の日課になりました。


最近仕事場の古いIMacを処分し、水墨画スペースに変更したのを機にお香立てコーナーを設置しました。これがよかった! 窓からよい氣が通るのを実感。南部鉄器や真鍮の質感が大好きなので、素敵なインセンスホルダーをいろいろ集めたくなっています。→ ナガエプリュス


娘が部屋に入るなり「名古屋の実家のにおいがするよ」。そういえば実家で父は夕食前にかならず長いお経を唱え、夕食後には祖母が木魚をポクポクならしていたなぁと思い出しました。今は線香から立ち昇る煙を眺めながら、祖父母や両親と通じ合えるような気分に浸っています。



先に旅立った大切な人たちへ贈る、薬師丸ひろ子さんの『愛しい人』。この歌を歌っていると、客席のいちばん後ろにその方たちが見えるとお話されていました。明日、父が生きていれば84歳の誕生日です。






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