今週前半は、またもやお騒がせ娘に振り回されたわが家。 月曜夕方、夫のブログにあったように、名古屋の実家売却のもろもろが済んでホッ。
わたしも初稿を書き上げ、担当編集者さんに送ってホッ。とした矢先、娘の担任の先生から電話があり、 「みちるさんが帰宅するバスに乗る直前、定期入れを失くしたことに気づいたらしく、
しばらく友だちや我々教師も一緒に探したのですが見つからないので、今日はひとまず帰らせました。
引き続き探しまして、見つかり次第ご連絡します」。 平謝りして電話を切った後、その日の朝、PASMOが空っぽだからチャージしたい、と言われて
五千円渡したことを思い出し、
アンニャロー!まったくよりによって!と、わたしの中のマグマが煮えたぎったのはいうまでもありません。
定期入れにはPASMO以外にSuica定期券、うちから駅までのバス乗車券も入っていて、
どれもわたしが4月の入学式後にみどりの窓口やバスの営業所の列に並んで買ったもの。
ったく、あの子はなぜあんなに不注意なんだ!と夫と二人でブツブツ言っていたら、
「ただいまー」といつもより2トーンほど低い声の娘が、肩を落としながら帰ってきました。
とりあえず今日の学校での行動を聞くと、校内で落としていることはたしかなようだし、
出てくるのを祈るしかないよね、と言うしかなかったのですが、
期末テストまで1週間だというのに、お友だちや先生まで巻き込んで定期券探しとは、
本当になんて人騒がせなんでしょう(泣)。 翌日も先生から連絡はなく、となると再発行手続きか……と憂鬱になっていたら、 いつも通りの元気な声で「ただいまー!定期あったよー!」とお騒がせガール、ご帰還。 なんでも、前日の放課後にテスト勉強をしていたのが予備の教室で、そこの入り口に落ちていたのを、
翌朝その教室を使った先生が見つけてくれて無傷で戻ってきたとのこと。
昼間のうちに、わたしが母や姉に「入学3ヶ月足らずで定期をなくした」と伝えていたので
本人から実家に電話で報告をさせると、母や姉、同じ学校のOGでもある姪っ子二人からも
「アンタ、いろいろやばいよ」「マジで気をつけなよ」「紐でリュックに結びつけときなよ」などなど
お説教やアドバイスを受け、誰にも頭が上がらない末っ子的立場として素直に聞いていました。 その後、さすがに本人もホッとしたのか、お風呂に入ったと思ったら
ユーミンの『ひこうき雲』『陰りゆく部屋』 、HYの『366日』、ちあきなおみの『喝采』など
おそらくクラスメートは誰も知らない時代錯誤な十八番ソングをノンストップで熱唱。 ちょっと、いくら田舎だっていっても、もう少し声を抑えなさいな。 このどうしたってお騒がせな子とともに、ドタバタと終わってしまった6月でした。
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