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執筆者の写真Nao Ogawa

こんな文章講座はどうでしょう?



文章を書くことが子どものころからずっと好きで、

仕事も人生も、その延長ですべて決めてきた気がします。 でも、文章を書くのが好きなことと、自分の文章が好きと思えるかどうかは、また別の話。 振り返れば、後者については納得感や満足感を得ることなく、25年以上という長い年月、 物を書く仕事を続けてきてしまったかもしれません。 けれど、『ただいま見直し中』を発売してから、文章についての感想を多方面からいただき、

ようやく、自分の文章を、自分自身もう少し認めてあげてもいいのかな、と思えるようになりました。 もちろん、これまでも自分の文章がきらいだったわけではないですが、

文章がうまい人の作品に感動するたびに、自分に足りないものも見えてしまうというのかな。

まぁ上を見ればきりがないのですが、本を出し続けながらも、模索は続いてきました。 そんなわたしに、最近「文章講座をやってほしい」という声が、ちらほら届くようになりました。

自分が文章講座というものに参加したことがないので

なにをどうしたらいいのかさっぱりわからず、ひるんでしまうのですが、

なぜか昨日ふわりと、あるアイデアが舞い降りました。


読書会と組み合わせた文章講座、なんてどうでしょう?

以下、とりあえず思いついたばかりでの現段階でのアイデアを、備忘録的に書いておきますね。


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わたしは、本の内容やストーリーだけでなく「文章が好き」と感じられる作品だと

読書がとてもしあわせな時間になるし、自分が書くうえでの刺激にもなります。 その観点から、


◎「この作家の文章が好き」「この文章表現が好き」と感じる本を持ち寄る読書会。

参加者それぞれが「推し本」の魅力を発表し、その魅力のありかをみんなでも意見交換しあう。

→わが家にお集まりいただく対面での読書会を想定しています。


◎参加者の方はそれぞれ自分が好きな文章やエッセンスを意識的に取り入れた課題文を

後日わたしにメールで提出いただく。 noteのサークル機能を使うなどして、参加者内で閲覧。

わたしからの添削や講評、参加者同士でも感想を言い合い、

書く練習やブラッシュアップの機会にする。

→noteを使うなどオンラインでの文章講座を想定しています。


◎上記の複数で行う形式だけでなく、プライベートレッスンでの文章講座。

その場合は、事前にメールでやりとりして、レッスン日までに課題文を送っていただき、

レッスン日にわが家にお越しいただいて、対面で添削とアドバイスをお伝えする……という感じ。

1人か、友人と2人で参加、もいいかもしれません。

こういう形なら参加してみたい!  いや、それよりこういう形がいいのでは?というアイデアがあったら、

CONTACTよりお気軽にメールください。 来年の春以降スタートさせる自宅ワークショップの一環として考えています。 わたしは、文章のハウツーを体系的に教えることはできませんが、

自分が文章を書き続けてきた実感として、文章を書く楽しみや喜びは、

究極的には「自分が好きだと思える文章を書けるようになること」という考えに至りました。

そこから生まれた、アイデアです。

ご意見、お待ちしています!

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