昨日はなかなか濃密な日曜日でした。
朝から金継ぎ教室へ行き、午後はそのすぐ近くにある建築家の渡辺貞明さんのお宅へ。 金継ぎ教室と渡辺さんのお宅が近いことはもちろん最初からわかっていたのですが、
教室に通い始めた当初はまだ緊急事態宣言下で、それが明けてからゆっくり伺おうと思っていたのでした。
そうしているうちに、新刊エッセイ『ただいま見直し中』のなかで
渡辺さんが10年前に撮ってくださった写真を使わせていただくことになり、
そのやりとりをするうちに、今回の訪問が実現したというわけでした。
ちょうど出来上がったばかりの本をお渡しすることもできたし、
わたしたちが家のリノベーション設計をお願いしていた当時は大学生だった息子さんが
今では編集者になられたので、昨日は息子さんご夫婦も一緒に出迎えてくださり、
お互いの暮らしや仕事の近況から、今後の計画まで、とめどなく語り合い、とても楽しかったです。 なんだか最近、これまでやってきたことと、この先やりたいことが、
そのために力を貸してくれる相手もふくめて、ゆるやかにつながっていく感じで
その偶然が不思議だったりびっくりしたりもするんだけど、
「あ、また!」とか「やっぱり!」みたいな感覚もあって、おもしろいです。 そういうことを引き寄せたり、察知したりするアンテナを、鈍らせず大切にしたいなと思います。
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