• Nao Ogawa

よかったね

更新日:3月8日


受験の間ずっとおあずけだったことを一つ一つ取り戻しては、日々の幸福をかみしめているこの御方。

早帰りの日が多くなった最近は、学校から帰ってきたら友だちと公園で遊ぶのが楽しいみたいだし、 土曜日の夕方には、ずっと塾で観られなかった大好きな『ドラえもん』を

暖房にあたってゴロゴロしながら見る姿に、思わず「よかったねぇ」と声をかけてやりたくなりました。


一方で、いまだに『ドラえもん』にお腹を抱えて笑い転げる様子を見ては

本当に来月から中学生か!? と心配でもあるのですが…… こんな「中身は小4」のまま、ちゃんと中学生活をスタートできるものでしょうか。


わが家には、実年齢50歳、しかし「中身は小3」(てことは娘より年下?)の人がもう一人いますが、 その人物が「ねぇねぇ、チューリップ植えてよ。僕、チューリップが本当に好きなんだ」と何度も言うので、

昨年の秋、身も心も受験にまみれていたにもかかわらず球根を植えたのでした(自分をほめます)。 わたしは庭で黙々と作業をしながらも、頭の中は相変わらず悶々としていて、

「この花たちが咲く頃には、いったいどんな入試の結果を受け止めているのだろうか……」と

重ーいため息をついていましたっけ。 あのときの自分の肩を優しくポンポンしながら

「大丈夫だよ。いい結果出てるよ」とおしえてやりたい。 週末、そのプランターから花が2つ顔をのぞかせ、わが家の春気分も一気に加速。 わたしも娘も憂鬱で仕方なかった土曜日の上履き洗いも

残すところあと1回だし(進学先の中学は上履きから解放されるのです!)、

我慢が続くなかにも、小さなしあわせを見つけながら、気持ちをあげていこうと思います。