いよいよ庭づくり第2章がスタートしました。 最初にやったのは、ウバメガシという種類の生垣の撤去。
この庭を建てた前の住人は、年3回も庭師を入れていたという話でしたが、 わたしたちはこの10年、夏と冬で年2回、造園業者さんに剪定に来てもらっていました。
ゴンドラ付きトラックを使って塀の外から刈り込みをするという大がかりな作業でしたが
それだけ手間暇をかけてでもウバメガシでないと、という気持ちにいつまでもなれなくて、
「自分で手入れできる範囲の庭に変えたい」という思いが しばらく前からむくむくと膨らんできたのです。 生垣がなくなったらどれだけスカスカになるかと心配していましたが
周囲の借景と、ぐんとよくなった風通しのおかげで、なんだかとても清々しい気分。 とはいえ家が建った当時のままの塀や柵は味気ないので
ここから自分たちの好きな感じに変えていきます。 ちなみにこの撤去作業にかかった費用は、生垣の剪定3年分とほぼ同額。 一度に出ていく出費としては痛いですが、
生垣がなくなれば、今後は1人の庭師さんに年末に松の剪定だけしてもらえばよく、
他の庭木の手入れは基本的にわたしが自分でやることで相殺する予定です。 費用の面だけでなく、庭木たちを他人任せにしないことで
ようやく庭が自分たちのものになるということに、何よりもいちばんワクワクします。
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