雑誌『栄養と料理』で連載中のイラストエッセイ「親と私の選択のとき」。2回目の選択は「大きな一軒家からマンションに引っ越すとき」です。
登場するのはこちらの3人です。娘と奥さんはいつもよりリアルなタッチで描いてみました。
当時の写真を掲載しています。実家の大型家具は引越業者さんにお願いして引き取ってもらいました。手前の嫁入り道具の婚礼ダンスは、ぼくの子どもの時からずーっとあったもの。
イラストも多数。片づけが得意な奥さんのスイッチが入って、引っ越しは本当に助かりました! ここでかなり整理できたのは、今思えば、とてもよかったと思います。
母の引っ越し先のマンションには、車で何度も遊びに行きました。ちょうどぼくらが京都や名古屋で個展やトークイベントを開催していた頃で、宿代わりに泊まらせてもらいました。
娘はまだ7歳で母の暮らしぶりを確認するため、毎晩母に電話をしてくれました。2人のやりとりをスピーカーホンにして、母の元気度をチェック!
この連載は、母が暮らす高齢者住宅の介護スタッフの方たちにも読んでいただいています。スタッフの皆さんは現在の母しか知りませんから、ここへ来る前の母がどんな人だったのかがわかると、とても参考になるそうです。ちょっとした会話のきっかけにもなるし、コミュニケーションがしやすくなると喜んでくれています。(よかった!)
イラストエッセイ「親と私の選択のとき」は、ただいま発売中の『栄養と料理』2月号に掲載されています。興味のある方や内容が気になった方は、ぜひ読んでいただけるとうれしいです。次号もお楽しみに!!
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