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執筆者の写真Nao Ogawa

肌でわかること



昨日、夕食を食べながら夫と話したこと。「梅雨入り宣言、って必要なのかな」。

梅雨が近づいてきたことは、今月に入ったころから庭に出ただけでも肌で感じているし、

それで雨降りが続くようになれば、今年も梅雨に入ったのねとわかる。それで十分。

毎年、梅雨入りに対して梅雨明けについてはうやむやだったりして

「宣言」に、どれだけの意味や効力があるんだろうね、と皮肉っぽく言ったりして。

前に参加したオンラインイベントで、登壇者の方の一人が

「白か黒か、誰かに決めてもらわないと不安だということに違和感を感じる。

コロナの感染が広がってきたとき、SNSでは『緊急事態宣言を早く出してほしい』っていう声が

多く飛び交っていて、宣言を出されないと自分の行動が決められないのかと不思議だった」と話していたのが印象的で、まさに、とわたしも夫も深くうなずきあったことを、ふと思い出しました。 自粛とか、解除とか、誰かに決められたことに従って動くばかりじゃなくて やめたほうがよさそうかなと思ったらやめておく、大丈夫だと感じられたらやる。

鈍っていない感覚は、悩んだり迷ったりで混乱している世間より、ずっと頼りになる気がします。

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