
キッチンクロスがだいぶ古くなってきたので、新しいものに交換しました。
といっても新しいキッチンクロスに買い替えたのではなく、 めっきり出番がなくなった大判のテーブルクロスを切り分けたのです。 ひたすら縁にアイロンかけ&直線縫いをくり返したのち、8枚の新しいクロスができました。

こちらは、以前の住まいで買った椅子。キャスターを交換して生まれ変わりました。
パーツ代に1万円かかりましたが、クッションのへたりや生地の傷みもないので
わたしの仕事机の隣(春まで娘が受験勉強していた席)に、置いていると
いつも娘と夫が取り合うようにして座っています。 小さな雑貨から大きな家具まで、モノを長く使おうとすると、意外と手間ひまがかかります。
買い換える方がずっと簡単で、しかも安く済む場合だってある。 それでも、今わたしの身の回りにあるものはどれも愛着があって、 同じくらい気に入るものを新規で探し、同時に古いものを手放すにも、それなりの労力が要ります。
そこに時間を使うなら、直してまた使い続けたい。同じように考えている人はきっと多いはずだから、
できれば製品の作り手側は「直しながら長く使う」を前提にしたものづくりをしてほしいし、
それをすぐに期待できないなら、せめて「直すサービス」がもっと充実したらいいなと思います。 なんでもかんでも最新でなくていいし、
年季が入っているけれど使いやすそう、というものに魅力を感じる人は、
わたしを含めて実はたくさんいると思うのです。
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