Nao Ogawa
11年の足あと

取材を受けた記事に添えるために、これまでの著作の写真を依頼されたので、
仕事机にすべて並べて撮影してみました。
2010年秋に自費出版して以降、11年間で10冊。
こうして眺めてみると、1歩1歩、雪道を踏みしめるみたいに歩んできた、自分の足あとのようだなと、感慨深くなりました。
どれも、じっくり腰を据えてつくったので、
1冊1冊に思い入れも思い出も詰まっていて、
それぞれ愛しい存在です。
この先もそう思える作品をつくっていこう、と
この眺めを前に、気持ちが引き締まりました。