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  • 執筆者の写真Nao Ogawa

ある朝のこと


先週、台所で朝食を食べていて、ラジオから「濃霧警報が出ています、お気をつけください」という天気予報が流れてきたときのこと。 ふと、「のうむ、って漢字、書ける?」と娘に出題してみると、「書けるよ、それくらい!」と言いながら隣のわたしの仕事部屋(そして娘の勉強部屋)へずんずん歩いていき、また台所に戻ってきたと思ったら、何もこんなに大きく!という2文字が書かれた紙を見せてくれたのでした。 まるで、昨年の今ごろ大騒ぎだった「新しい元号の発表」みたいで、思わず大笑い。

おもしろいので、そのまま玄関ホールに移動させて「元号発表風」に撮ってみました(笑)。 それにしても、家もそうですが、字も人を表すとは、よく言われることですよね。

わたしも人のことをとやかく言えるような立派な字を書くわけではありませんが、

娘の字は……なんというか……このノビノビ感とアンバランスな感じが

なんだか娘そのものだなぁと、「濃霧」を見つめながら思うのでした。

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