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  • 執筆者の写真Takahiro Koike

seaside walk


『こころに残る 家族の旅』のイラストで、旧サイトのTOPページに使ってきたイラスト「seaside walk」が、三重県にお住まいの読者の方のもとへ。



「この作品にひと目惚れしました。眺めていると、故郷新潟の海や学生時代に旅したスペインの海辺、社会人の時にひとり旅をしたポルトガルの小さな町の浜辺……。いろいろな思い出が浮かんできます」


ぼくが学生のころに新潟の「日本海夕陽コンサート」へ行ったことをお伝えすると…


「夏の日本海の夕陽は本当に綺麗で、今も夏に帰省すると必ず両親と夕暮れの浜に行きます。この素敵な作品を見て、まず思い出したのはやっぱりこの風景です。幼い頃両親や兄2人とよく出かけ、陽が暮れるまで遊んでいた浜の景色。今よりもっと遠浅で白い砂浜が広がっていました」


夕陽を描かずに夕暮れを表現したモノクロ作品でしたので、そこまで深く読み取っていただけたのは、とってもうれしかったです…。


「現在、夫と4歳の息子と3人暮らしで、知人のいない土地に来たことや、育児に疲れて時折ふと寂しさを覚えることもあります。幼い息子に振り回されてあたふたする日々の中で、この絵が寄り添い、励ましてくれるように思いました。いろいろな風景が次々に思い出されて、絵の中に描かれた3人は私たち家族だったり、息子が成長して友人たちと楽しくお喋りする姿にも思えてきて、幸せな気持ちになります」


家族や学生時代の仲よしトリオなど、3人の見え方は思い出の数だけありますよね。



お礼のメールとともに、素敵なお写真を送っていただきました。額と本棚の装飾が見事にマッチし、壁の色ともよく似合っていて、本当にいい感じです! イラストを購入してくださった方にとっては、海はまさしく心の原風景であり、人生の転機に必ず訪れたくなる聖地のような場所だったのでしょう。


「絵の力はすごいですね。忘れていた昔の自分に再会できました。今は私のお気に入りの本棚の上に飾っています。 本当にこの作品に出会えてよかったです。素敵な絵をありがとうございました。ずっと大切にさせていただきます」


心のこもったメッセージをいただき、こちらこそ今後の励みになります! 本当にありがとうございました。












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