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  • 執筆者の写真Takahiro Koike

古稀祝いのオーダーイラスト


古稀のお祝いに家族のイラストを描きました。


「母の古稀のお祝いとして、イラストオーダーをお願いしたいと思っています。父が8年前に亡くなったのですが、父が生きていたときも、亡くなった後はなおさら、母は家族の中心です。そんな母に感謝を込めて、小池さんのイラストをプレゼントしたいと思っています」



ぼくの父も同じ時期に他界しています。よろしければ、隣にお父さまを描くのはいかがでしょう? と提案しました。


「父が亡くなって数年後に私が出産し、妹も出産し、母はそのときに『お父さんが生きていたら、孫娘たちをすごくかわいがっただろうね~』と、繰り返し言っていたので、父も母もいて、孫が2人いる世界を表現できると素敵な気がします」


保育園の給食の先生だった料理好きのお母さまは、「人生一生勉強」がモットー。お父さま亡きあとも、慣れないながら小さな耕運機を購入し、何枚もある畑をしっかりと引き継ぎ、お庭の松も剪定してしまうそうです(素晴らしい!)。


隣には14歳の愛犬ハナちゃん。お母さまを囲む花飾りは、白いプルメリアです。



花飾りの中に、みなさんのお気に入りを描きました。お母さまの握ったおにぎり、旦那さんはテント、6歳の娘さんはシルバニア。


お兄さんは家族全員が大好物だったというお母さまの特製茶碗蒸しの器。妹さん夫婦の2歳の娘さんは大好きな叔父さんが趣味で作るラジコンカーに夢中。妹さん夫婦は愛用のテニスラケット。好きなものに囲まれていると、みんな笑顔になりますよね!


フラダンス、アレンジメントフラワー、書道、俳句などを嗜む活動的なお母さまには「Me Ka Mahalo」(ハワイ語で「感謝を込めて」)というメッセージを選びました。

「母は父の家に嫁いで、本当にいろいろ苦労もあったと思うけれど、投げ出さず、父と共働きで私たち3人を育てあげ、働きながらも大学で法律を学んでいました。今も学ぶことにブレーキを掛けない母への尊敬の意を込めて。古稀という節目ですが、これからも人生を謳歌してほしいです。みんなでGWに集まってバーベキューをするのが習慣で、状況が改善してきたら、また再開してワイワイやりたいです。そして、またハワイに行って、ゆっくりのんびり楽しめる日がきますように」


今年のGWはみなさんでこの絵を眺めながら、楽しく盛り上がっていただけたらうれしいです!

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