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  • 執筆者の写真Takahiro Koike

あだち充 『H2』全17巻 感動の読了


以前ご紹介した『タッチ』と『ラフ』に続き、読み始めた『H2』。週末にようやく最後の17巻を読み終え、感動に浸っております。今作は幼なじみ、永遠のライバル、四角関係、友情、そして甲子園と盛りだくさんの内容で、とりわけ高校野球の描き方が素晴らしかったです。


これまで通り、娘はあっという間に一気読み。ぼくはセリフのないコマやペン先の向きや力加減など、目を凝らしてじっくりと読んでいます。そのため、あだち作品はすべてワイド版で揃えるようにしています。『二月の勝者』のような受験の話はまったく出てきませんが、相手を思いやる気持ちが、絶妙に繊細なセリフと表情で描かれています。ちなみに大泉洋さんは『ラフ』、風間俊介さんは『H2』を、名作マンガとしておススメしています。さてさて、次はどのあだち作品を読もうかと、真剣に娘と相談中です。



一気に秋が深まりましたね。縁側にも冬の日差しが差し込んでいます。久しぶりに映画やライブにも行きたいけど、今の気分はやっぱり読書かな。冬支度を早々に済ませたら、温かいコーヒー片手に、ポカポカの縁側でヌクヌクと温まりたいと思っています。

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