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  • 執筆者の写真Nao Ogawa

思い出セラピー



卒業式まで、いよいよあと1週間。 感染防止のために保護者は1名しか参列できなかったり、合唱も映像だったり、

一生に一度の大切なセレモニーをここまで縮小しなければならないくやしさに

ギリギリと歯ぎしりする思いですが、そうした気持ちはこの1年間、誰もが味わっているもの。

娘の思い出の整理も少しずつ進めるなか、先日こんなかわいいものがひょっこり出てきました。 小学校に上がったばかりのころの字や絵でしょうか。

字はともかく、絵は現在とさほど変化がないことに夫が苦笑いしていましたが

さておき、「ママ大好き」を無邪気に連発するこの素直さは、

目に見えるかたちで残しておいてよかったなぁ…としみじみ。

今となっては、ふと気づけば目線がすぐ横にあり(つまり身長がぐいぐい迫ってきている)、

つねにブースカ、プンプン、イライラの思春期真っただ中ですからね。

この春休み、料理をもう少しおぼえさせたくて、先日も入門用の料理本を買ってあげました。 料理でも勉強でも手伝いでも、根っからの「指示待ち妖怪」なので、やってと言われたことはやるのですが、

自発的に動くことはほぼ皆無……困ったもんだ。 この1カ月で、どこまで中学生に近づくことができるのやら。 受験が終わっても、親の忍耐はまだまだ続きそうなので、

しんどいときはこれらのかわいい思い出に、そっと癒してもらおうと思います。 *東日本大震災から、今日でちょうど10年。 先日の地震にもヒヤリとしたこともあり、ポータブル充電器を新調しました。 今日の午後は、あの日のことを思い出しながら過ごそうと思います。

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