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  • 執筆者の写真Nao Ogawa

ガーデンテーブルトーク



昨日の夕方は、まだ週末でもないのに、庭で小1時間、夫とグラスワイン片手におしゃべり。 いろいろ我慢の日々なので、今日くらいはまぁいいわね、と気持ちがゆるみました(笑)。 ガーデンテーブルトークで一番盛り上がったのは、われらが大坂なおみ選手の全仏オープン棄権の話題。

わたしも夫も、彼女の勇気ある行動や発言にはいつも感動をもらっていて、 今回の決断も清々しく、立派だと思っていることを確認しあいました。 選手がハードな試合の後にインタビューに答えなくてはいけない「義務」、 それを拒否した場合の「罰則」の存在も、今回の彼女の決断によって知ったし、

そうした時代錯誤な慣例を選手に強要するシステムを今こそ見直すべきだという動きも、 彼女を通して起こっているのですから、本当にあなたの行動力は素晴らしい、と言いたい。 大坂なおみ選手の堂々としたテニスは見ていて本当に胸が打たれるものだし、 全力で戦って、結果を出して、それについて振り返るコメントがそんなに重要かと聞かれたら

彼女を応援する一人としては首をかしげるしかありません。 それほど意味があるとも思えないインタビューを受ける受けないで世間が騒ぎ立て、 結果的に絶頂期のプレイヤーが世界大会を棄権しなくてはいけない状況まで追い込まれるなんて、

あってはならないことではないでしょうか。 彼女のように若くて影響力のある人が、自らが盾となって、 みんなが「なんかヘンだよ」と感じていることに問題提起をしている姿には、胸が揺さぶられる思い。

あぁ、早くまたコートに帰ってきて、あの力強いフォアハンド見せてほしいです。

とれたてのおいしい野菜をつまみつつ、そんな会話が興奮気味に繰り広げられた、 2ヶ月後にはふたり合わせて100歳になる夫婦の夕方のひとときでした。


*野菜の詳細についてはinstagramをご確認ください。

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