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  • 執筆者の写真Takahiro Koike

似顔絵と降りてきた言葉

更新日:2023年6月6日


鹿児島で建築設計の仕事をするVoicyのプレミアムリスナーさんから、似顔絵のオーダーをいただきました。


「この度、将来的な独立も視野に入れ、副業のコンテンツを作成したく、思い切ってご連絡させていただきました。 まだまだ準備段階で、息子も小学校に入学したばかり。日々バタバタしていますが、準備ができるのを待っていてもしかたがないと思い、ひとまずできるところから進めていこうと思います。 お願いしたいことはInstagramで発信する際のアイコンの似顔絵です。高弘さんの文面やお人柄を知り、私の活動の原点となるものの一つにもし携わっていただければ、それを目にする度に、私自身も力をもらえるような気がしています」


ラフを制作する中で、色をつけたいというリクエストをいただき、オーダーでは初めてのカラーに。


「とても素敵なイラストをありがとうございました! 色が入ったことで、私らしさがグッと出たように思います。イラストなのにちゃんと感じる透明感、優しく温かなタッチでまとめられた私を見てニンマリしています」と、うれしいお返事をいただきました。

さらにポストカードサイズの原画も制作しました。


好きな仕事がしたいと販売の仕事から転職をして建築の道へ。7年かけて資格を取得し、住宅設計や現場監督など20年近く経験を積み、現在は小1の息子さんを育てながら、独立の準備をしているそう。描いているうちにエールを送りたい気持ちが強くなり、「naturally 」という言葉が降りてきました。意味は「自然に、ありのままに、生まれつき、飾らない、普段と変わらない」。


「似顔絵の作成、ありがとうございます。とっても気に入りました! きっと、私がなかなか自分に自信がもてないと書いたので、このイラストを見るたびに自信が湧くように、自信に満ち溢れた表情にして下さったのかなと思い、やはり小池さんにお願いしてよかったなぁと思ったところです。小池さんが降りてきたとおっしゃっていたnatullallyという言葉。とてもとても嬉しく、変な表現かもしれませんが、胸にささり、繰り返し小池さんの文面を読み返しておりました。素敵な言葉をありがとうございます。ちなみに息子が「ママだ!」と大喜びしておりました」 


絵を見る眼をもつ息子さんに感激です。


後日、素敵なフレームに収められた原画の写真が届きました。


「お待たせしておりましたが、これと思うフレームを見つけましたので、写真をお送りいたします。ポストカードは新たな一歩に怖気付く自分へのエールの意味でお願いしたのですが、手にしてみて感じたのはふんわりと包まれるような温かさでした。それは小池さんから頂いたメッセージのおかげでもあり、原画のもつ人の手が作ったものということが、筆圧などを通して感じるからなのかもしれません。次は水墨画もいいなぁと思っているところです。その際はまたご相談させてくださいね。これからも南の地から応援しております」


カラーの似顔絵データとメッセージ付きの原画は、ぼくにとっても初めての試みでした。今後もリクエストがあれば描いていこうと思っています。デジタルにもアナログにもそれぞれのよさがあり、その両方を感じていただいたのはうれしい限り。絵や言葉に込めたぼくの想いが、遠く離れた鹿児島に届けられたのは、この上ない喜びです。このたびは本当にありがとうございました!


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